2013年4月27日土曜日

汽車ポッポ

YouTubeより

花王「ビオレu」のCMについてです。

【CM始】
ビオレuあわあわ手洗い進行中ー
まもなく~ただいまのあと~
つぎは、いただきますのまえ~
トイレのあと~、おやつのまえ~
おわすれございませんようご注意ください
一日何度も洗うみんなの手に
うるおいまもってしっかり洗える
泡ででてくるハンドソープ

弱酸性ビオレ♪
【CM終】

汽車(きしゃ) 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
僕等(ぼくら)をのせて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
スピード スピード 窓(まど)の外
畑(はたけ)も とぶ とぶ 家もとぶ
走れ 走れ 走れ
鉄橋(てっきょう)だ 鉄橋だ たのしいな

 日本人なら知らない人は居ないのでは、というくらい慣れ親しまれた童謡「汽車ポッポ」です。汽車に乗って駅によるたびに手洗いをするという設定で、それに合わせて「汽車ポッポ」のイントロが流されているのですが、単に「汽車ポッポ」が選ばれている理由はそれだけではありません。
 このみんなが慣れ親しんだメロディ。ここがポイントです。メロディを記憶しているということは、発信されているCMの情報の一部もしくは半分以上をすでに記憶していることになるのです。つまりすでに記憶の下地が出来ていますから、抵抗感なくCMの不可情報が記憶に上塗りされてゆきます。
 このように誰でも知っている童謡、流行歌のメロディを使うCM手法は昔からよく見られます。
 それほど幼い頃に記憶したものや、自分の好みで頭に入った記憶はしっかりと頭に根付いているのです。記憶というものは石鹸の泡で汚れを落とすように、簡単に消えないものですから。




0 件のコメント:

コメントを投稿